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  • 執筆者の写真Aya Osugi

ビジネス英語とは・・・?

日本語で一般的なビジネスメールを書こうと考えてみたら、このような丁寧なフレーズが思い浮かびませんか?


いつも大変お世話になっております。

〇〇会社の△△でございます。

ご返信誠にありがとうございます。

お忙しいところ大変恐縮でございますが…頂けますと幸いです。

何卒宜しくお願い申し上げます。

・・・など


英語でこれと同じレベルの敬語でメールを書こうとするとどうでしょう。まず何から始めていいかわからない、どういったフレーズを使えば丁寧なビジネスメールになるのかわからないと思ったことはないでしょうか。私は日本語と同じように、丁寧な言い回しや、ビジネスにはビジネスの言い方、そういう英語があるに違いないと当たり前のように思っていました。英語で仕事をするためにはビジネス英語を学んで、ビジネスの場で使われる丁寧なフレーズを覚えなければいけない、世の中に多く存在する「ビジネス英語」はそういった英語の使い方を学ぶためにあるのだと。



しかし弊社のスタッフと話していると、それらは全くの間違いだったことに気づきました。英語には敬語はなく、同じ言葉でも言い方で丁寧さを表現するだけなので、誰に対しても同じ文章で書けるのです。日本のビジネスシーンで「ありがと」や、「やぁ」と使うことは全くなくても、英語では「Thanks」や、「Hi」と言ってもいいのです。さらに個人的には衝撃でしたが、「Can you~?」でも「Could you~?」でも同じ意味です。また、「please」をつけることで丁寧になると思われていますが、言い方によっては命令や強調に聞こえてしまうこともあります。そういった使い方を学ばずにフレーズを学んでも意味がないのです。


日本語では、相手や場によって言葉の選択を細かく使い分けます。そのため、英語でも同じように、その敬語レベルに合わせた言葉があると思われがちですが、英語には敬語が存在せず、言い方や感情の込め方で違いを出すので、言葉の選択による影響は小さいです。また、英語では会社の文化や地域によっても感覚が異なり、特定の決まったフレーズがあるわけではないので、「ビジネス英語」のフレーズをそのまま暗記することには意味がありません。


実際日本語で「ビジネス英語」を検索すると、丁寧な言い回しやフレーズばかりを目にします。日本で当たり前となっているように、ビジネスの場での礼儀や作法を守り、相手に失礼のないようにするための、ビジネス英語=丁寧な言い回しを覚えることが必要と考えられているのです。ビジネス英語とは、英語を使って仕事ができるように、英語を学ぶというのが本来の意図です。 「ビジネス英語のフレーズ」を覚えることに執着し、日本の当たり前を当てはめるのではなく、本当の英語を学んでいくことが必要なのではないでしょうか。


ちなみに、弊社のスタッフによると、日本のビジネス英語は、70年代や80年代の銀行で使うような英語のように聞こえるそうです。

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